研究課題/領域番号 |
15H06176
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
比留間 孝広 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (40572277)
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研究期間 (年度) |
2015-08-28 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 敗血症 / ARDS / インターフェロンβ / マクロファージ |
研究成果の概要 |
回盲部結紮穿孔(CLP)4日後に肺炎を起こすtwo hit modelで死亡率が上昇し、IFNβ投与が生存率を改善した。CLPによる免疫担当細胞の変化とそれに与えるIFNβの効果を検討した。CLP後の肺内KC, IL6は速やかに低下する一方、TNFαとIL-10は持続的に上昇した。健常な肺胞マクロファージにTNFαやIL10を加えると、dose dependentに貪食能が抑制されたが、IFNβを追加投与でその貪食能は復活した。サイトカインの曝露により肺胞マクロファージの機能に変化がおき、IFNβはその機能を復活させ、それがtwo hit modelの結果に影響していることが示唆された。
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