研究課題/領域番号 |
15H06205
|
研究種目 |
研究活動スタート支援
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
電子デバイス・電子機器
|
研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
楊 路 東京工業大学, 工学院, 研究員 (60757392)
|
研究期間 (年度) |
2015-08-28 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | ナノポア / 電気抵抗センシング / ウイルスセンシング / Biosensing / Virus particle / Resistive pulse sensing / マイクロ・ナノデバイス / センシング法 / ウイルス / バイオセンシング |
研究成果の概要 |
本研究では、ナノポアセンシング技術により単一ウイルス粒子レベルでウイルス物性の計測を行い、TRPS技術のウイルスセンシングへの応用性を実証した。実験では、電流パルスの高さと頻度からウイルスの粒度分布と濃度の測定に成功した。懸濁液中のウイルス粒子濃度とプラークエッセイの結果に基づき、実際に存在している粒子の数と感染性のある粒子の数の比率を算出することによってウイルスサンプルの感染性の評価ができた。さらに、ウイルス粒子のナノポアを通過するスピードからゼータ電位の測定に成功した。粒子サイズとゼータ電位を抽出し、種類毎にクラスター化することでウイルスを同定できる可能性が示唆された。
|