研究課題/領域番号 |
15H06208
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
反応工学・プロセスシステム
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
藤墳 大裕 東京工業大学, 物質理工学院, 助教 (90757105)
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研究期間 (年度) |
2015-08-28 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | リグニン転換 / 部分酸化 / 水素化分解 / 単環フェノール類 / ベンゾフラン / 白金アルミナ / in-situ水素化分解 / 白金担持触媒 / メタノール分解 / 化学工学 / 反応工学 / 触媒・化学プロセス / バイオマス / リグニン / 部分酸化処理 / 反応速度解析 |
研究成果の概要 |
リグニンを部分酸化処理と水素化分解処理により単環フェノール類を合成するプロセスの開発を目指し,リグニン部分酸化の反応挙動の検討および外部からの水素供給なしで低分子化リグニンの水素化分解反応を可能にする反応系の開発を行った.リグニン部分酸化反応は定速昇温法により,酸化過程での重量増加とその反応速度を定式化することに成功した.また,外部から水素供給を行わない新規水素化分解反応系として,メタノール溶媒中,白金触媒共存下で低分子化リグニンモデル物質の水素化反応を実施した。本反応系ではメタノール分解による水素生成と反応器内で生成した水素による水素化反応が同時に進行することを明らかにした。
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