研究課題
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内耳体液「内リンパ液」の特殊なイオン環境はNa+,K+-ATPaseを主とする様々なイオン輸送分子により形成される。しかしながら、その環境を維持するために恒常的に生じる莫大な呼吸酸(H+)の処理を含め、内耳pH制御の詳細は不明である。本研究では、(1)質量分析により内耳血管条に20種類のpH制御性膜タンパク質を見出した。また、(2)これらイオン輸送体の内耳pH制御について検討するためのin vivo内リンパ液pH測定法を確立した。
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