研究課題/領域番号 |
15H06232
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
神経生理学・神経科学一般
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
森岡 絵里 富山大学, 大学院理工学研究部(理学), 助教 (80756122)
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研究期間 (年度) |
2015-08-28 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 中枢時計ニューロン / キイロショウジョウバエ / 細胞内pH / 活動電位 / 体内時計ニューロン / 細胞内pH / イメージング |
研究成果の概要 |
本研究では、キイロショウジョウバエの体内時計を制御する中枢時計ニューロン(LNs)における蛍光イメージング実験や電気生理的解析を介して、ミトコンドリアのカリウム-プロトン交換輸送体であるLETM1のノックダウンにより、1)恒暗条件下での歩行活動のフリーランリズムが長周期化すること、2)LNs特異的に見られる細胞内pHリズムが抑制されること、3)細胞外pH依存的なLNsの活動電位発火頻度変化が抑制されることなどを明らかとした。本研究結果は、LNsの体内時計リズム形成機構に細胞内pHとミトコンドリアLETM1が関与する可能性を示唆している。
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