研究課題/領域番号 |
15H06270
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
細胞生物学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
渡邉 定則 名古屋大学, 理学研究科, 助教 (00754417)
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研究期間 (年度) |
2015-08-28 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 微小管 / 微小管形成中心 / 細胞分裂 / 紡錘体 / 初期発生 |
研究成果の概要 |
2つの中心体で制御される体細胞分裂と異なり、減数分裂や癌細胞等では、微小管形成中心が多く存在しながらも、統御された微小管増幅により二極性紡錘体が構築される。この多くの微小管形成中心を制御し紡錘体へ組み込む機構や重要性は不明な部分が多い。本研究は、複数の微小管形成中心をもつマウス初期胚の細胞分裂に着目し、この過程を効率的に観察するイメージング方法を開発するともに、その機構や分子の重要性を、欠損マウスと中心体数を操作する細胞実験系により検証した。その結果、オーグミンを中心とする分子経路が、複数の微小管形成中心を収束させ二極性細胞分裂を誘導するのに必須なこと、さらに初期胚の発生に必須な事を発見した。
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