研究課題/領域番号 |
15H06289
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
加藤 学 三重大学, 医学部附属病院, 助教 (60626117)
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研究期間 (年度) |
2015-08-28 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 前立腺癌関連線維芽細胞 / 不均一性 / Heterogeneity / 細胞表面マーカー / 癌関連線維芽細胞 / CD105 / FACS / 去勢抵抗性前立腺癌 / 前立腺癌 / 上皮と間質の相互作用 / 線維芽細胞 |
研究成果の概要 |
異なる患者から得られた癌関連繊維芽細胞が異なる細胞表面蛋白を発現しているということをStro-1、CD117,CD105のFACS抗体を用いた実験において検証することができた。前立腺癌上皮細胞の一つである22RV1と癌関連線維芽細胞を混合移植した腫瘍形成試験によって、CD105の中和抗体によってマウスを処理することで腫瘍の縮小が観察された。22RV1は抗アンドロゲン剤処理により去勢抵抗性前立腺癌の挙動を示し、さらにCD105抗体はこの腫瘍形成モデルも増大を抑制することが観察された。線維芽細胞の細胞表面マーカーを操作することで癌線維芽細胞をターゲットとした治療法の基礎的基盤になると考えられた。
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