• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

フランスを中心としたエネルギー概念史の研究――ルネサンス期から古典主義時代まで

研究課題

研究課題/領域番号 15H06297
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 思想史
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

川村 文重  慶應義塾大学, 商学部(日吉), 講師 (40759867)

研究協力者 ロシュキヌ ステファヌ  エクス・マルセイユ大学, 文学部, 教授
ジョーム リュシアン  フランス国立科学研究センター, 名誉教授
研究期間 (年度) 2015-08-28 – 2017-03-31
研究課題ステータス 完了 (2016年度)
配分額 *注記
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードエネルギー / 自然神学 / 理神論 / 唯物論 / モンペリエ医学派 / ジャコバン派 / 共和主義 / 恐怖政治 / 西洋思想史 / 科学史 / 生気論 / フランス革命 / 思想史 / 神学史
研究成果の概要

本研究は、従来のエネルギー概念史研究に見られる人文科学と自然科学との分断を解消することを目的としている。17世紀後半から18世紀にかけて、英仏においてエネルギーの語が自然学の分野に導入されるプロセスの相違を明確にすることで、自然に内在する力の原理をめぐる哲学的議論と接合させることができた。また、フランスで18世紀後半から18世紀初期にかけて隆盛したモンペリエ医学派の生命原理論に見られるエネルギーの語の用法と、同時代の革命家の政治演説において多用されたエネルギーの語の用法が、ともに合理では説明のつかない根源的な力を示し、そこにある種の連動性が認められることを明らかにした。

報告書

(3件)
  • 2016 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2015 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて 2017 2016

すべて 雑誌論文 (1件) (うち謝辞記載あり 1件) 学会発表 (2件) (うち招待講演 2件) 図書 (2件)

  • [雑誌論文] 「〈自由〉と〈専制〉の奇妙な結合―恐怖政治期における〈活力energie〉の語意の変容を通して」2017

    • 著者名/発表者名
      川村 文重
    • 雑誌名

      慶応義塾大学日吉紀要フランス語フランス文学

      巻: 64 ページ: 1-22

    • NAID

      120006224846

    • 関連する報告書
      2016 実績報告書
    • 謝辞記載あり
  • [学会発表] 科学的メタファーの行方ー〈メルティング・ポット〉を例にして2017

    • 著者名/発表者名
      川村文重
    • 学会等名
      第10回サイエンス・メルティング・ポット
    • 発表場所
      慶応義塾大学日吉キャンパス来往者
    • 年月日
      2017-01-27
    • 関連する報告書
      2016 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] フランスを中心とした「エネルギーenergie (energy)」の概念形成史の研究ールネサンスから18世紀末まで2016

    • 著者名/発表者名
      川村文重
    • 学会等名
      慶応義塾大学日吉商学部研究紹介の会
    • 発表場所
      慶応義塾大学日吉キャンパス来往舎
    • 年月日
      2016-06-07
    • 関連する報告書
      2016 実績報告書
    • 招待講演
  • [図書] 政治思想と文学2017

    • 著者名/発表者名
      川村文重
    • 出版者
      ナカニシヤ書店
    • 関連する報告書
      2016 実績報告書
  • [図書] Diderot et le temps2016

    • 著者名/発表者名
      Fumie Kawamura
    • 総ページ数
      324
    • 出版者
      Presses Universitaires de Provence
    • 関連する報告書
      2016 実績報告書

URL: 

公開日: 2015-08-26   更新日: 2018-03-22  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi