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ゼニゴケ初期胚発生を制御するメカニズムの複合的理解

研究課題

研究課題/領域番号 15H06327
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 植物分子・生理科学
研究機関京都大学

研究代表者

丹羽 優喜  京都大学, 生命科学研究科, 助教 (40756780)

研究期間 (年度) 2015-08-28 – 2017-03-31
研究課題ステータス 採択後辞退 (2016年度)
配分額 *注記
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードゼニゴケ / 胚発生
研究実績の概要

本研究においては、ゼニゴケ接合子において確立される細胞極性について、その性質、意義、極性形成に関わる因子の解明により複合的な理解を目指した。本年度は主に極性形成に関わる因子について、遺伝学的な解析を用いて候補の探索を行った。まず、受精前後の造卵器を用いたトランスクリプトーム解析において、受精後に有意に発現が上昇し、造卵器特異的な発現が認められた遺伝子に対して、細胞内外のシグナル伝達に関わると考えられる遺伝子を32遺伝子選抜した。これらの遺伝子を標的としてCRISPR/Cas9システムを用いたゲノム編集を行い、雌雄のゲノム編集株を作成した。現在はこのうち12遺伝子について、雌雄それぞれで目的の遺伝子が破壊された系統が得られている。そのうち7遺伝子の破壊株については、雌雄の破壊株を掛合わせて形成された胚の発生過程の観察も行った。このうち1遺伝子の破壊株については、造卵器の形態に異常が見られ、受精処理後も正常な胚発生が開始されないことがわかった。新興モデル植物であるゼニゴケにおいては、胚発生が異常になる変異体とその原因遺伝子はほとんど報告されておらず、今回見つかった遺伝子が今後の解析の足がかりになると考えられる。また、以上の結果より、本研究で採用したストラテジーによって、初期胚発生に関わる因子が同定できることも示された。今後は、未完了の候補遺伝子破壊株の作出、およびその表現型解析を行うことで、胚発生に関わる重要な因子の更なる発見が期待される。

現在までの達成度 (段落)

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

今後の研究の推進方策

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

報告書

(1件)
  • 2015 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2015

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] ゼニゴケ初期胚発生を制御する因子の探索2015

    • 著者名/発表者名
      丹羽 優喜, 酒井 友希, 石田 喬志, 西浜 竜一, 石崎 公庸, 大和 勝幸, 澤 進一郎, 河内 孝之, 荒木 崇
    • 学会等名
      日本植物学会第79回大会
    • 発表場所
      朱鷺メッセ(新潟市)
    • 年月日
      2015-09-06
    • 関連する報告書
      2015 実績報告書

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公開日: 2015-08-26   更新日: 2017-01-06  

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