研究課題/領域番号 |
15H06334
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
丸野 貴久 京都大学, 医学研究科, 医員 (40760567)
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研究期間 (年度) |
2015-08-28 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 膵癌 / 癌幹細胞 / Dclk1 / 系譜解析 / 癌 / 幹細胞 / 膵臓 |
研究成果の概要 |
膵炎に特徴的な組織であるAcinar-to-ductal metaplasia(ADM)中のDclk1陽性細胞より膵腫瘍(PanIN・膵癌)が形成され、ADM中のDclk1陽性細胞が膵癌の始原細胞であることが明らかとなった。 またPanIN、膵癌中のDclk1陽性細胞は腫瘍内で子孫細胞を提供しており、かつ正常膵では子孫細胞をほとんど供給しなかった。Dclk1は膵癌特異的幹細胞マーカーであることが明らかとなった。 さらに膵癌中のDclk1陽性細胞を選択的にアブレーションすることで癌結節内に大きな空洞が形成され、癌幹細胞標的治療の可能性が示された。
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