研究課題/領域番号 |
15H06337
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
後藤 容子 京都大学, 医学研究科, 助教 (60755651)
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研究期間 (年度) |
2015-08-28 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 放射線治療 / 低酸素 / HIF-1 / UCHL1 / 悪性腫瘍 |
研究成果の概要 |
低酸素環境下のがん細胞は低酸素誘導性因子(HIF-1)を活性化しがんの悪性化をもたらす。申請者は、悪性固形腫瘍内部でHIF-1を活性化し、がんの悪性形質を亢進する新規遺伝子としてUCHL1を同定した。さらにUCHL1-HIF-1経路ががんの遠隔転移を担い、がん患者の生命予後不良に繋がることを明らかにしてきた。本研究ではUCHL1-HIF-1経路の制御メカニズムの解明を目指した。また、UCHL1-HIF-1経路が放射線治療抵抗性にも寄与していることを明らかにし、放射線治療増感のための有望な治療標的であることを見出した。
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