研究課題/領域番号 |
15H06351
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
康 盛国 大阪大学, 文学研究科, 招へい研究員 (00756455)
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研究期間 (年度) |
2015-08-28 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 漢詩 / 朝鮮通信使 / 申維翰 / 新井白石 / 唐金梅所 / 唱和 / 製述官 / 南玉 / 国文学 / 外国文学 / 中国文学 / 自鳴鐘 / 白石詩草 |
研究成果の概要 |
申請者は、朝鮮通信使と日本の文人との間で行われた漢詩文交流を考察することを通して、日朝間の文人たちの交流の裏面にあった様々な意識を明らかにすることができた。 1719年に朝鮮通信使として日本を訪れた申維翰と唐金梅所との漢詩交流の分析を通しては、中国古文辞派詩風の影響が日朝間において共通項として作用していることが確認できた。また、新井白石『白石詩草』中の「自鳴鐘」詩の分析を通して日本の文明に対する白石の自負心および朝鮮に対する対抗意識を読むことができた。さらに、申維翰が日本の文人に宛てた漢詩に自作の再利用があったことを明らかにし、通信使たちの創作環境が劣悪だったことへの傍証とすることができた。
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