研究課題/領域番号 |
15H06352
|
研究種目 |
研究活動スタート支援
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
文学一般
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
荘 千慧 大阪大学, 文学研究科, 招へい研究員 (50711123)
|
研究期間 (年度) |
2015-08-28 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | 比較文学 / 比較文化 / 神智学 / ポストコロニアリズム / 文学一般 / 思想史 / 東洋史 |
研究成果の概要 |
本研究は世紀転換期の日中両国の知識人における越境行為を、神智学を用いて、歴史・思想・文学などから多層的に分析を行い、人的交流の様相及び自他国文化の止揚・統合について実証的な研究を行った。その成果として、多様な研究分野でも幅広く汎用できる研究資源が網羅されるほか、第一に近代中国知識人の東西文明観の枠組みで捉えてきた伍廷芳の東西文明論の特徴が示されたことで、従来の研究の活性化・多層化を促す効果が見込まれる。第二に、日中知識人の神智学受容を考察することで、神智学の持つインターナショナリズム的性質が民族主義や汎アジア主義に転化されていったことの一隅を明らかにした。
|