研究課題/領域番号 |
15H06372
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
神経内科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
榊原 佳織 大阪大学, 医学系研究科, 特任研究員 (40621280)
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連携研究者 |
奥野 龍禎 大阪大学医学系研究科, 助教 (00464248)
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研究期間 (年度) |
2015-08-28 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ミトコンドリアDNA / 視神経脊髄炎 / 自然免疫 / ミトコンドリアDNA / オートファジー / アストロサイト |
研究成果の概要 |
ミトコンドリアDNA (mtDNA) は自然免疫を活性化することが知られているが、本研究ではアクアポリン4抗体陽性視神経脊髄炎(NMO)において髄液中のmtDNAとその放出機構、病態への関連について検討した。NMO急性期における髄液mtDNAはNMOSD寛解期、MS急性期、その他神経疾患群と比較してそれぞれ有意に上昇していた。またNMOSD患者血清をアストロサイト培養に添加したところmtDNAは増加した。NMOSD急性期では髄液mtDNAは増加し、炎症性サイトカインの産生を促進する可能性が示唆された。NMOSDにおいて、mtDNAが炎症の促進など病態に関与している可能性がある。
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