研究課題/領域番号 |
15H06374
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
膠原病・アレルギー内科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
水井 理之 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (30423106)
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研究期間 (年度) |
2015-08-28 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 全身性エリテマトーデス / 自己免疫疾患 / T細胞受容体 / 制御性T細胞 / 抗CD3抗体 / T cell receptor / antibody responses / regulatory T cells / ①T細胞受容体 / ②抗体産生反応 / ③自己免疫疾患 / 抗体 / 自己免疫 |
研究成果の概要 |
量的TCR数を調節する方法として、抗CD3F(ab')2抗体をマウスに投与したところ、一時的にTCRの蛍光強度が約20%程度減弱することが確認された。抗体投与下でNP-CGGで抗体産生反応を惹起したところ、胚中心B細胞数の有意な減少を認めたが、濾胞性ヘルパーT細胞(Tfh)数には、有意な減少が認められなかった。また、抗体投与によってCD69陽性細胞の割合もやや増加していたが、同時に制御性T細胞(Treg)数の著明な増加が認められることを見出した。抗体産生反応の減少が、直接Tfh抑制に働いたのか、Treg増強作用を介したものであるのかに関し、現在も検討を進めているところである。
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