研究課題/領域番号 |
15H06380
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
病態科学系歯学・歯科放射線学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
小川 真理子 大阪大学, 歯学研究科, 特任研究員 (20754732)
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研究期間 (年度) |
2015-08-28 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 化膿レンサ球菌 / 補体 / エンドペプチダーゼ / 古典経路 / C1q / 古典系路 |
研究成果の概要 |
本研究では,化膿レンサ球菌のエンドペプチダーゼPepOと補体C1qとの相互作用と,PepOが補体免疫回避や菌の病原性に及ぼす影響を検討した. ELISAの結果より,PepOはC1qと濃度依存的に結合した.さらに,低pH条件下においてPepOはIgGとC1qとの結合を阻害した.また,低pH条件においてはPepOはヒト血清中における化膿レンサ球菌の殺菌回避に寄与した.マウス皮膚感染モデルにおいて,野生株感染病巣はpepO欠失株感染病巣より大きく,かつ病巣における補体活性は低下した. 以上の結果より,化膿レンサ球菌のPepOは補体免疫回避に寄与することで,病原性を発揮することが示された.
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