研究課題/領域番号 |
15H06399
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
経済政策
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研究機関 | 大東文化大学 (2018) 神戸大学 (2015-2017) |
研究代表者 |
菅野 早紀 大東文化大学, 経済学部, 講師 (70755537)
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研究期間 (年度) |
2015-08-28 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 高齢者 / 社会保障 / 介護保険 / 東日本大震災 / 被災者 / 遺産 / 主観的幸福度 / 自然災害 / 社会保障制度 / 幸福度 / 震災 / 日欧比較 |
研究成果の概要 |
本研究では、高齢者の個票パネルデータを用いて、自然災害や遺産の受け取り、介護など、生活が大きく変化する出来事に着目し、それらが高齢者の主観的幸福度や経済行動にどのような影響を与えたかについて、計量的に分析をおこなった。具体的には(1)東日本大震災の被災状況と支援が被災者の厚生にもたらした影響、(2)日本とオランダの介護保険制度と家族介護についての分析、(3)遺産の受け取りによる高齢者の消費と労働供給の変化、の3課題についての研究を推進してきた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、高齢者の生活に大きな影響を与えると考えられる自然災害、介護、遺産の受け取り、の3つをテーマに、それらが高齢者の経済状況や主観的幸福度に与える影響を計量経済学の手法を用いて推定した。高齢者の中でも、健康状態や家族関係、資産や労働状況など、社会経済的状況は様々である。そこで、同一個人を追跡調査したデータを用いて、上述の出来事に対してどのような高齢者がどのように経済状況や主観的幸福度の面で影響を受けたかを明らかにした。
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