研究課題/領域番号 |
15H06404
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
岩本 彰 神戸大学, 医学研究科, 医学研究員 (10757347)
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研究協力者 |
東 健
棚橋 俊仁
岡田 理菜
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研究期間 (年度) |
2015-08-28 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ヘリコバクターピロリ菌 / CagA / 細菌 / 感染症 / ゲノム |
研究成果の概要 |
ヘリコバクターピロリ菌の保有するCagAは癌性蛋白質として知られており、そのC末端領域にはEPIYA配列という特徴的なアミノ酸変化が存在し、EPIYA-DとEPIYA-Cに大別される。次世代シーケンサーを用いて、cagA遺伝子に共通する一塩基多型やアミノ酸変化がないかを調べた。用いた菌株は24株で、参照標準菌株に対し、EPIYA-D群20株では57個の共通した一塩基多型と36個のアミノ酸変異を認めた。そのうち、18個のアミノ酸変化はヒト細胞内膜と電気的に結合するドメインⅡ領域に多く存在した。2種の変化に関してはEPIYA-D群全てにおいて存在し、1種の変化は対象菌株全てにおいて認められた。
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