研究課題/領域番号 |
15H06418
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | ノートルダム清心女子大学 |
研究代表者 |
木津 弥佳 (田中) ノートルダム清心女子大学, 文学部, 教授 (00759037)
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研究協力者 |
山田 一美
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研究期間 (年度) |
2015-08-28 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 空主語 / 第二言語習得 / 日本語教育 / カートグラフィー |
研究成果の概要 |
本研究では、空項の中でも空主語現象に焦点を置き、上級日本語を外国語・第二言語として習得する英語母語話者30名、中国語母語話者30名、韓国語母語話者30名の計90名と、統制群としての日本語母語話者30名を対象に、空主語の認識と生産に関する実験調査を行った。調査の結果、認識に関しては、英語・中国語母語の二つのグループが日本語母語統制群と比べて有意差があったが、生産に関しては、文の種類によって英語・中国語・韓国語母語のそれぞれのグループで統制群との有意差が観察された。これらは、Miyagawa (2017)の一致素性の類型論やBaker (2008)のマイクロパラメータにより説明できると考えられる。
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