研究課題/領域番号 |
15H06428
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
皮膚科学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
岩本 和真 広島大学, 病院(医), 病院助教 (20457237)
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研究期間 (年度) |
2015-08-28 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | アトピー性皮膚炎 / ランゲルハンス細胞 / 黄色ブドウ球菌 / 皮膚科学 / 自然免疫 |
研究成果の概要 |
本研究では、アトピー性皮膚炎(AD)に定着する黄色ブドウ球菌(S. aureus)が、どのような皮膚の免疫反応を誘導するのかを検討した。S. aureusの標準株(NCTC8325)およびAD患者の皮膚より分離したAD株(TF3378)を用いて、末梢血単核球由来のランゲルハンス細胞(MoLC)とT細胞の反応を解析した。AD株で刺激されたMoLCは、より多くのT細胞の増殖を誘導し、さらにT細胞からのTh1サイトカイン(IFN-γ)の産生を減少させた。T細胞のmRNAではTh1/Th2比が減少していた。S. aureusのAD株は、標準株とは異なるLCを介した免疫反応を示すことが明らかとなった。
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