研究課題/領域番号 |
15H06453
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
藤 博之 香川大学, 教育学部, 准教授 (50391719)
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研究協力者 |
Andersen Jørgen Ellegaard
Penner Robert C.
Sułkowski Piotr
Reidys Christian M.
真鍋 征秀
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研究期間 (年度) |
2015-08-28 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 行列模型 / RNA / 位相的漸化式 / ファットグラフ / ランダム行列模型 / RNA行列模型 / コード図形 / タンパク質行列模型 / 分子生物学 |
研究成果の概要 |
本研究課題では,量子場の理論の数理的側面の分子生物学への応用に関する研究に取り組んだ.より具体的には,ファットグラフやランダム行列模型といった数理物理学で研究が進んだ手法をRNAの幾何学的構造の特徴づけに応用する研究を行った. ファットグラフは1次元の向きづけられたグラフであり,数学の諸分野や行列模型の研究などに広く用いられてきた.このグラフはRNAやタンパク質といった生体高分子の幾何的かつトポロジカルな特徴づけに役立てられる.本研究では,RNAの特徴づけに有用な"boundary length and point spectrum"を提唱し,トイモデルとしてRNA行列模型を構築した.
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