研究課題/領域番号 |
15H06491
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
古川 祥子 九州大学, 大学病院, 医員 (00755241)
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研究期間 (年度) |
2015-08-28 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
採択後辞退 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | IgG4関連疾患 / シェーグレン症候群 / マクロファージ / 線維化 / CCL18 |
研究実績の概要 |
本研究では、ミクリッツ病(IgG4-DS) 10例、シェーグレン症候群(SS) 15例および健常者30例を対象とした。これらの患者の唾液腺を用いて、免疫組織化学的染色およびreal-time PCRによりマクロファージ分子およびマクロファージ関連分子の発現を解析した。その結果、健常者ではほとんどマクロファージの発現を認めなかった。SSではリンパ球浸潤部にマクロファージの発現を認めたが、それらは炎症に関わるM1マクロファージが中心であった。一方で、IgG4-DSでは組織中に形成している異所性濾胞(eGC)周囲や線維化部分に多くマクロファージの発現を認め、それらの多くはSSと異なり、抗炎症作用を有するM2マクロファージであった。これらの局在の異なりをさらに解析するために、マクロファージに関連する線維化分子(IL-13、CCL18)について解析したが、IgG4-DSとSSでは明らかに局在が異なり、IgG4-DSで強く発現を認めた。これらのことから、IgG4-DSの病理組織に特徴的な線維化やeGCにはマクロファージ、特にM2マクロファージが関わっていることが示唆された。
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現在までの達成度 (段落) |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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