研究課題
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最近、βラクタム系抗生物質がシステインなどのチオール化合物の存在下で抗菌活性を失うことを見出した。質量分析器と核磁気共鳴を用いた解析から、システインとβラクタム系抗生物質は、1:1付加体を形成していることが明らかとなった。また、大腸菌のシステイン輸送関連遺伝子であるfliY欠損株ではβラクタム感受性が高くなり、さらに付加体形成が減少していることが分かった。これらのことから、ペリプラズムのシステインがβラクタム系抗生物質と反応し、不活化することで、細菌の抗菌剤耐性に寄与していること示唆された。
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すべて 雑誌論文 (7件) (うち国際共著 6件、 査読あり 6件、 謝辞記載あり 5件、 オープンアクセス 5件) 学会発表 (7件) 備考 (2件)
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