研究課題/領域番号 |
15H06523
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
美術史
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研究機関 | 札幌市立大学 |
研究代表者 |
望月 由美子 札幌市立大学, デザイン学部, 専門研究員 (10759046)
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研究期間 (年度) |
2015-08-28 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ヴェスパシアーノ・ゴンザーガ・コロンナ / 肖像 / サッビオネータ / ゴンザーガ家 / スペイン・ハプスブルク家 / フェリペ二世 / アントニス・モル / レオーネ・レオーニ / 美術史 / 肖像文化 / ヴェスパシアーノ・ゴンザーガ / スペイン・ハプスブルク / 肖像美術 |
研究成果の概要 |
北伊ロンバルディア地方のサッビオネータ公爵ヴェスパシアーノ・ゴンザーガ・コロンナはスペイン王フェリペ二世、神聖ローマ皇帝の傭兵隊長として実績を築き、優れた外交手腕、軍事建築の技能、芸術文化の庇護者として名声を馳せた人物である。本研究は16世紀後半から17世紀にかけてスペインが教皇領、ヴェネツィアなど一部地域を除くイタリア半島のヘゲモニーを握った時代、スペイン宮廷美術がイタリア諸都市国家の芸術施策、とりわけ君主像に及ぼした影響をヴェスパシアーノの君主像を取上げて検討した。その際ハプスブルク家の広域的な芸術ネットワークに留意して同時代史料読解を行い、様式、意味内容、パトロネージの特質を明かにした。
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