研究課題/領域番号 |
15H06526
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 岩手県立大学 |
研究代表者 |
平井 勇介 岩手県立大学, 総合政策学部, 講師 (60757524)
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研究期間 (年度) |
2015-08-28 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | コモンズ / 地域コミュニティ / 土地所有権 / 土地所有 / 格差是正 / 社会的モノグラフ |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、地域社会の人びとが自発的に土地の所有権を制限する社会的条件を明らかにすることであった。二つの事例研究から、その社会的条件とは地域コミュニティの秩序回復であったことが明らかになった。事例によって問題となる秩序は異なるが、地域内の事情を理解している地域コミュニティ成員は、地域内の格差問題を是正したり、人間関係の崩壊を免れるために、自発的に所有権を制限する側面を有している。 この点を理解しなければ、所有権の開放を求める自然環境保全活動は、地元の執拗な反対運動にあうことにもなろう。地域住民と行政、環境ボランティアらの協力関係の構築にはこうした地元の論理に対する理解が不可欠といえる。
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