研究課題/領域番号 |
15H06537
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
会計学
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研究機関 | 福井県立大学 |
研究代表者 |
山下 知晃 福井県立大学, 経済学部, 助教 (50754553)
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研究期間 (年度) |
2015-08-28 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 固定資産の減損会計 / 財務会計の契約支援機能 / 経営者交代 / 連続した減損損失の計上 / 利益マネジメント / 固定資産の減損に係る会計基準 / 財務会計 / 実証会計学 |
研究成果の概要 |
本研究では,日本の上場企業のデータを用いて,固定資産の減損処理が企業経営に直接的または間接的に及ぼす影響について分析を行った.具体的には,(1)連続した固定資産の減損処理が利益平準化行動(経営者による利益マネジメントの一類型)と関連しているかについて実証分析を行い,必ずしも連続した減損処理が経営者による利益平準化とは関係していないこと,(2)事例分析や実証分析を通じて,固定資産の減損処理が,経営者の強制的な交代や投資行動の抑制など,直接的または間接的に企業経営に影響を及ぼすことを示す証拠を得た.
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