研究課題/領域番号 |
15H06564
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
英語学
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研究機関 | 常磐大学 |
研究代表者 |
坂本 暁彦 常磐大学, コミュニティ振興学部, 助教 (50757193)
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研究協力者 |
五十嵐 啓太 会津大学, 短期大学部・幼児教育学科, 講師
納谷 亮平 筑波大学, 大学院生
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研究期間 (年度) |
2015-08-28 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | Universal Grammar / structure indication / clausal typing / scope determination / rhetorical questions / subject omission / particle stranding / genitive compounds / 生成統語論 / 普遍文法 / 形式と機能の接点 / 聞き手視点 / 日英語比較 / 構造指示の仕組み |
研究成果の概要 |
生成統語論では、話し手聞き手は同質の普遍文法を持つとされている。しかし、統語構造を生成するのは普遍文法を構成する原理であるものの、その構造は実際の言語使用の場面では線形化された表現として与えられるという意味で聞き手にとって不可視である。従って、話し手によって構築された統語構造の本質を聞き手に検知させる手段、即ち「構造指示の仕組み」が文法体系の中にあって然るべきである。本研究では、日英語の諸現象(英語の会話における主語省略・日本語修辞疑問形成・日本語不変化詞残留・日本語属格複合語形成)について取り上げ、これらが普遍文法内の諸原理と構造指示の連動の結果として表面化するということを論証した。
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