研究課題/領域番号 |
15H06568
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 埼玉医科大学 |
研究代表者 |
大手 聡 埼玉医科大学, 医学部, 助教 (00547979)
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研究協力者 |
片桐 岳信 埼玉医科大学, 医学部, 教授
塚本 翔 埼玉医科大学, 医学部, 助手
倉谷 麻衣 埼玉医科大学, 医学部, 研究員
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研究期間 (年度) |
2015-08-28 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 骨形成因子 / PAH / BMP / シグナル伝達 / FOP |
研究成果の概要 |
骨形成因子(BMP)は骨格形成等に重要な役割を果たすサイトカインである。BMPの細胞内シグナルはI型とII型受容体によって伝達される。II型受容体であるBMPR-IIは細胞内に長い尾部構造を有する。本研究ではBMPR-IIの尾部領域の機能解明を目指した。肺動脈性肺高血圧症で見出されているBMPR-II変異体は機能喪失型であることが確認された。尾部を他のII型受容体に組み合わせたキメラ受容体はその活性が低下した。さらに、尾部領域が受容体発現量の低下を引き起こすことが示された。これらの結果、BMPR-IIの尾部領域が受容体の安定性に作用してシグナルを調節している可能性が示唆された。
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