研究課題/領域番号 |
15H06581
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
応用微生物学
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
西山 啓太 北里大学, 薬学部, 助教 (40756029)
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研究協力者 |
岡田 信彦 北里大学, 薬学部, 教授
向井 孝夫 北里大学, 獣医学部, 教授
山本 裕司 北里大学, 獣医学部, 講師
横田 篤 北海道大学, 農学部, 教授
吹谷 智 北海道大学, 農学部, 講師
浦島 匡 帯広畜産大学, 畜産学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2015-08-28 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ビフィズス菌 / 定着 / プロバイオティクス / 付着因子 / ムチン / ミルクオリゴ糖 / シアリダーゼ / 細菌 / 糖鎖 / 付着 |
研究成果の概要 |
ビフィズス菌は,ヒト消化管に生息する共生細菌である。本研究では,Bifidobacterium bifidumのシアリダーゼ(SiaBb2)に着目し,付着因子と栄養獲得因子の両面からその役割について解析した。本研究から,SiaBb2がHMOに含まれるシアル化糖鎖を切断することで効率的な糖の資化を可能にしていること,さらにSiaBb2がB. bifidumのムチンに対する付着性を促進することを見出した。これらは,シアリダーゼが腸管付着性と栄養獲得というビフィズス菌の生存に重要な役割を担う二機能性の因子であることを示しており,SiaBb2を介した新たな定着機構の存在を示すものと考えられる。
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