研究課題
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ロイコトリエンB4第二受容体(BLT2)の肺における役割を明らかにする目的で、BLT2欠損マウスを用いた病態モデルとして肺炎球菌毒素ニューモライシン(PLY)誘導性急性肺傷害モデルを作成し、BLT2欠損マウスの表現型を解析した。肺におけるBLT2シグナルの存在がシステイニルロイコトリエン受容体CysLT1の肺血管内皮における発現を抑制し、PLYによって大量に産生されたシステイニルロイコトリエン類への感受性を低減させることにより保護的な役割を示すことを明らかにした。加えて、肺炎球菌性肺炎の早期における急性肺傷害の新たな治療戦略としてCysLT1拮抗薬の可能性を提起した。
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すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (1件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (7件) (うち国際学会 4件、 招待講演 1件) 備考 (1件)
Sci Rep
巻: 6 号: 1 ページ: 34560-34560
10.1038/srep34560
http://plaza.umin.ac.jp/j_bio/Biochem1/Top.html