研究課題/領域番号 |
15H06616
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
国際関係論
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研究機関 | 大東文化大学 |
研究代表者 |
井上 浩子 大東文化大学, 法学部, 講師 (20758479)
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研究期間 (年度) |
2015-08-28 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 国家構築 / 平和構築 / ポストコロニアリティ / 近代 / 伝統 / 政治文化 / 法文化 / 魔術 / 記憶 / ポストコロニアル / 国際国家構築 / 東ティモール / 民主主義 / 普遍性 / 正当性 / 近代化 / 平和 |
研究成果の概要 |
本研究は東ティモールにおける国家構築の動向を、現地・東ティモールの政治文化・法文化との相克に注目して考察した。研究を進めるにあたっては、現代の国際国家構築研究が抱える方法論的な困難を指摘し、これを克服するための新たな方法論を提示した。その上で、国際アクターの支援のもと設計された制度を、現地住民たちがどのように認識し、利用したのか、それはどのような理由からか、ということを考察した。こうした考察を通じて本研究は、国家制度が土着の法文化・政治文化の中で解釈され運用されていること、さらには近年の「伝統」回帰運動の中で自由民主的な規範や制度が「外来」のものとして認識されることがあることを明らかにした。
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