研究課題/領域番号 |
15H06653
|
研究種目 |
研究活動スタート支援
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
生物物理・化学物理・ソフトマターの物理
|
研究機関 | 日本女子大学 |
研究代表者 |
夏目 ゆうの 日本女子大学, 理学部, 助教 (10706831)
|
研究協力者 |
伊藤 一実 日本女子大学, 理学部, 研究支援員
小森 陽子 日本女子大学, 理学部, 研究支援員
|
研究期間 (年度) |
2015-08-28 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | ソフトマターの物理 / 生物物理 / ベシクル / コロイド粒子 / 排除体積効果 |
研究成果の概要 |
本研究では、細胞内で内包物が密に存在することで生じる“こみあい効果”に着目し、コロイド粒子を内包した袋状脂質2分子膜(ベシクル)の挙動について研究を進めた。油中水滴遠心沈降法を用いて、様々な物質を内包したベシクルの調製法を確立し、実験的にベシクル内部粒子の秩序化と膜変形の協同現象や異なる内部粒子間の自発的な秩序形成を見出した。モデルをたてて実験結果と比較することで、これらの機構に対する内部粒子の浸透圧平衡や粒子と膜間のこみあい効果の寄与を検証した。
|