研究課題/領域番号 |
15H06668
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 和光大学 |
研究代表者 |
菅野 恵 和光大学, 現代人間学部, 准教授 (80760743)
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研究協力者 |
島田 正亮 杏林大学, 医学部, 助教
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研究期間 (年度) |
2015-08-28 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | ネグレクト / 児童養護施設 / 心理的回復 / アタッチメント / 児童福祉学 / 児童心理学 |
研究成果の概要 |
本研究は,ネグレクト児(N=13)の心理的回復プロセスに焦点化し,児童養護施設での支援経過を検証した。支援スタッフへのインタビュー調査などを実施したところ,心理療法導入時の児童の課題として,「会話が続かない」「表情が乏しい」「自己決定ができない」「警戒心が強い」「感情の起伏が激しい」などの用語が抽出された。回復プロセスの例として,「遊びを通して表現できるようになった」「怒りを表出できるようになった」などが示された。よって,心理的に回復することで自己表現できるようになる一方,生活場面で怒りを表出するなどの新たな課題を引き起こす可能性が示唆された。
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