研究課題/領域番号 |
15H06677
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
美術史
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
田辺 理 早稲田大学, 文学学術院, 助手 (40757209)
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研究期間 (年度) |
2015-08-28 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | ディオニューソス / バッカス / ガンダーラ / 生天 / ディオニューソス神 / バッカス神 / 飲酒饗宴 / ギリシア・ローマ美術 |
研究成果の概要 |
申請者は、国内外の博物館、美術館を巡り、ギリシア・ローマ美術とガンダーラの仏教彫刻に見られるディオニューソス神と眷属の図像を中心に、可能な限り幅広く資料収集し、考察を行った。その結果、ギリシア・ローマ美術においては、多くのディオニューソス神と眷属の神話に関わる図像があるのに対して、ガンダーラの仏教彫刻においては、ディオニューソス神と眷属の飲酒饗宴図や交歓図が圧倒的に多いことが判明した。さらに、仏典の叙述から、ガンダーラの仏教彫刻に見られるディオニューソス神と眷属の図像が仏教の来世観である生天思想に関連していることを解明した。
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