研究課題/領域番号 |
15H06683
|
研究種目 |
研究活動スタート支援
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
政治学
|
研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
本田 亜紗子 早稲田大学, 政治経済学術院, 助手 (40756079)
|
研究期間 (年度) |
2015-08-28 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 比較政治学 / 公共政策 / ヨーロッパ福祉改革 / イタリア福祉改革 / 党派性 / EU |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、2000年代のヨーロッパ福祉改革をEUの影響と加盟国国内党派性の視点から分析することである。具体的には、「右派政権の改革で、EUが影響している場合としていない場合があるのはなぜか」という問いを設定し、その答えとしてEUの影響の大小に着目した。その上で、加盟国の右派政権では、「EUの影響が大きい福祉政策領域」および「EUの影響が小さい福祉政策領域」で政府中心の政策決定を意味する「調整」型の過程を経た「フレキシブルな」改革が行われた、という仮説を提示した。本研究は、イタリア・第二次ベルルスコーニ中道右派政権の雇用、失業給付、年金改革の事例研究を行い、当該仮説の妥当性を明らかにした。
|