研究課題/領域番号 |
15H06736
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
高 誠晩 立命館大学, 衣笠総合研究機構, 研究員 (40755469)
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研究期間 (年度) |
2015-08-28 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 過去清算 / 戦後処理 / 済州4・3事件 / 沖縄戦 / 台湾2・28事件 / 移行期正義 / 戦後補償 / 犠牲者 / ローカルな知 / 台湾二二八事件 / 申立書 / 申請主義 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、20世紀中葉、東アジアの島嶼地域における戦争や虐殺を事例として、各々の紛争後社会がめざすべき救済措置や真実追究、和解実現のための「正義回復」への取り組みと、ローカル・コミュニティが創造・発揮してきた経験知の実践との比較検証による紛争研究の構築にある。その結果、紛争後社会における「負の歴史」の清算に有効とされてきた移行期正義論への批判を踏まえ、紛争後を生き抜く人びとのローカルな知と実践の潜在的可能性を提示することに寄与した。
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