研究課題/領域番号 |
15H06748
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
設計工学・機械機能要素・トライボロジー
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
呂 仁国 関西大学, システム理工学部, 准教授 (90758210)
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研究協力者 |
塩出 空
西谷 暁
近井 奎介
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研究期間 (年度) |
2015-08-28 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | トライボロジー / 添加剤 / トライボ反応膜 / 境界潤滑 |
研究成果の概要 |
本研究では、トライボ反応膜の摩擦特性と構造を対比しながら反応膜の低摩擦・耐摩耗性のメカニズムを解明することを目的とした。構築した高感度摩擦試験機を用い、添加剤由来の反応膜の摩擦特性を評価した。反応膜自身の摩擦特性は表面形状に関わらず、膜の化学構造に依存することが分かった。反応膜の成長速度は最初段階で速く、その後徐々に遅くなることが見られた。反応膜の成長に伴い、摩擦係数が減少した傾向が見出された。このような反応膜をスラスト玉軸受の軌道面に形成させ、摩擦係数は反応膜がない場合と比べ、約50%減少したことが分かった。
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