研究課題/領域番号 |
15H06769
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
エネルギー学
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研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
尾崎 壽紀 関西学院大学, 理工学部, 講師 (20756663)
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研究協力者 |
高野 義彦
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研究期間 (年度) |
2015-08-28 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 超伝導線材 / 超伝導転移温度 / 結晶粒界 / 化学組成 / 超伝導材料・素子 / 臨界電流特性 |
研究成果の概要 |
我々はこれまで、一般的な超伝導線材作製の方法であるPIT(Powder-in-tube)法(超伝導体の原料を金属管に充填し加工後、熱処理を行うことで超伝導線材を得る方法)に独自の工夫を施した鉄拡散PIT法を開発した。鉄拡散PIT法を用いて作製したFeSe超伝導線材は多結晶体より約2 K高い超伝導転移温度(電気抵抗がゼロになる温度)Tc ~10 Kを示した。 本研究では、鉄拡散PIT法で作製したFeSe線材の結晶粒間結合を改善させるために、熱処理時間が超伝導特性に及ぼす影響を調べた。その結果、鉄拡散PIT法で作製したいずれのFeSe線材においても熱処理時間に関係なく、高いTcが得られた。
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