研究課題/領域番号 |
15H06811
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 富山高等専門学校 |
研究代表者 |
横山 恭子 富山高等専門学校, 一般教養科, 助教 (50759165)
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研究期間 (年度) |
2015-08-28 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 日朝関係史 / 朝鮮通信使 / 加越能地域 / 加賀藩前田家 / 美濃路起宿 / 越中国砺波郡 / 対外関係史 |
研究成果の概要 |
本研究は、加越能地域からみた近世日朝関係について、朝鮮通信使を中心に分析したものである。ここでは近世中期に加賀藩前田家の担った「乗馬役」、そして村々の「朝鮮人御用」を取り上げた。主として享保4年(1719)に加越能地域の十村衆が村々の駅馬派遣を支えていたこと、延享5年(1748)、村々への役負担の一極集中を避けるため、駅馬調達地の拡大・分散化が進んだこと、宝暦14年(1764)に朝鮮人御用の請負化のなされたことが明らかになった。特に請負化に伴う通信使行列の混乱が、加賀藩の事例にも見られ、対馬易地聘礼や通信使途絶の遠因として、更に検討していくべき課題と確認された。
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