研究成果の概要 |
本研究では, 酵素を用いない高感度FISH法であるin situ DNA-hybridization chain reaction (HCR) 法の蛍光感度を向上させるために, click chemistryを組み合わせた新規高感度FISH法の開発を試みた. また, 16S rRNAだけでなく機能遺伝子への視覚的検出も試みた. その結果, click chemsitryに用いる銅イオンが交雑条件に影響を及ぼし, 菌体内における最適化が困難であった. しかし, 今後, click chemistryの最適化が可能になれば, 環境微生物の分野への貢献が可能になると期待される.
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