研究課題/領域番号 |
15H06815
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 徳山工業高等専門学校 |
研究代表者 |
高橋 祥吾 徳山工業高等専門学校, 一般科目, 准教授 (10758337)
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研究期間 (年度) |
2015-08-28 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | アリストテレス / 問答法 / ギリシア哲学 / 弁論術 / トポス / 論証 / トポス論 / 論証理論 |
研究成果の概要 |
アリストテレスの問答法の理論が,『トポス論』と『弁論術』における問答法の説明は異なっている.その説明の変化は,とりわけトポスの分類の方法に存在する.『弁論術』では多くの場合「共通」のトポスと「固有」のトポスに区別されると考えられていたが,本研究では,固有のトポスをアリストテレスは考えていないこと,そしてトポスの分類の差異は,元々『トポス論』の中にも存在していた「もっとも利便性の高いトポス」に影響を受けていることを示した.ただし,発展史的な解釈の可能性は限定的なものにとどまることが判明した.
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