研究課題/領域番号 |
15H06818
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
経済史
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研究機関 | 久留米工業高等専門学校 |
研究代表者 |
藍澤 光晴 久留米工業高等専門学校, 一般科目(文科系), 准教授 (50759975)
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研究期間 (年度) |
2015-08-28 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | コージャ / マダガスカル / インド洋 / 環インド洋 / 十二イマームシーア派 / コントワール / カラナ / 近代世界 / アフリカ |
研究成果の概要 |
マダガスカル島において、インド系マダガスカル人(以下コージャ)は、いわゆる世界システム論における「中枢」と「周辺」の関係を利用し、すなわち「中枢」のイギリスやフランスの「コントワール(仲介者)」として、マダガスカルなどの東部アフリカ沿岸地域で活躍した。従来の研究では、ヨーロッパ近代を中心として描写されるいわゆるユーロセントリズムの歴史観からアフリカやアジアは一方的に支配される側として描写されてきた。しかし本研究ではこのような西洋中心主義の歴史観は大きく修正される可能性が理解できる。すなわち本研究では、西洋と非西洋という単純な二項対立的な歴史像の修正の可能性を示した。
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