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リアルタイム型エラーデバッグの基礎理論と実際

研究課題

研究課題/領域番号 15H06826
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 ソフトウェア
研究機関国立情報学研究所

研究代表者

対馬 かなえ  国立情報学研究所, アーキテクチャ科学研究系, 特任助教 (80754663)

研究期間 (年度) 2015-08-28 – 2016-03-31
研究課題ステータス 完了 (2015年度)
配分額 *注記
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードプログラミング言語 / デバッグ / 型システム
研究実績の概要

本年度はリアルタイム型エラーデバッグに必要と考えられる3つの基盤技術のうち、「リアルタイム構文解析」について行った。プログラムの区切りとなるキーワードの少ない言語では既存のリアルタイムな構文解析手法を使用できないため、プログラムの構造を用いてリアルタイム構文解析するという本研究のアイデアは試作段階では上手く動いている。現在、実用化に向けたユーザテストを目指し、実装の拡張を行っている。
現在の試作段階で、幾つかの検討すべき事項が明らかになった。まず一つ目は、プログラムが入力されている時、どのようなタイミングで解析を行うのが妥当かという実用化の面での課題である。実際にリアルタイムで使用されるためには、処理の重さとの費用対効果が重要になるため、今後のユーザテストによって良いバランスを見つけるべきであるという結論に至った。こちらは実装の拡張が終わり次第、幅広くユーザテストを行い、経験則としての構文解析の良いタイミングを検討する。二つ目はスコープの問題をどう扱うかである。具体的には、本研究では部分的な構文解析を行うため、変数の束縛情報をどのように正しく保つかが問題になる。こちらは実装前から検討されていたが、試作の簡易なテストによってより難しい問題だと判明した。最大限に可能な限り構文解析を行うためには、言語それぞれの構文及び構文解析に踏み込んだ実装にする必要がある。これは本研究のコンセプトである「既存のコンパイラの構文解析器を使用した軽量手法」と不両立であるため、現在どちらを取るかの検討を行っている。

現在までの達成度 (段落)

27年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

27年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(1件)
  • 2015 実績報告書

URL: 

公開日: 2015-08-26   更新日: 2017-01-06  

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