研究課題/領域番号 |
15H06849
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
機能物性化学
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研究機関 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
研究代表者 |
名倉 和彦 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 若手国際研究センター, ICYS研究員 (60758332)
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研究協力者 |
望月 ちひろ
竹内 正之
中西 尚志
松下 能孝
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研究期間 (年度) |
2015-08-28 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | π共役高分子 / フォルダマー / チオフェン / イミダゾール / 水素結合 / パイ共役高分子 |
研究成果の概要 |
本研究では,分子内水素結合により自発的にフォールドするπ共役高分子を設計,合成し,得られた化合物の物性・機能の解明を行った.今回,π共役骨格としてポリチオフェンを用い,水素結合ユニットとしてイミダゾールを置換基または縮環部位として導入した.標的化合物は触媒移動型重合または直接的C-Hアリール化反応,続く脱保護反応により合成に成功した.水素結合部位を活性化したポリチオフェンは,種々の分光測定,顕微鏡測定により分子内水素結合によりループ構造を形成することを明らかにした.さらに,得られたループ状化合物は,単体および集合状態において直鎖状化合物とは全く異なる光学,導電特性を示すことを見出した.
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