研究課題/領域番号 |
15H06890
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
地質学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
澤井 みち代 千葉大学, 大学院理学研究科, 特任助教 (20760995)
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研究協力者 |
高橋 美紀
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研究期間 (年度) |
2015-08-28 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 間隙水圧 / 有効応力 / スロー地震 / 藍閃石片岩 / 花崗岩 / 地震発生 / 摩擦挙動 / 摩擦 / 沈み込み帯 |
研究成果の概要 |
沈み込み帯で発生する地震には「水」が深く関与していると指摘されていることから、間隙水圧を系統的に変化させた摩擦実験をおこない、地震に対する「水圧上昇」の影響を定量的に評価する目的で研究を実施した。 その結果、東北沖沈み込み帯のような冷たく古いプレート沈み込み帯の震源域に存在すると考えられる藍閃石片岩では間隙水圧が上昇すると断層は不安定な挙動を示すのに対し、主に大陸地殻を構成する花崗岩では安定な挙動を示すことが明らかとなった。つまり断層すべりに対する間隙水圧の影響は、物質によって異なる大きく可能性がある。
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