研究課題/領域番号 |
15H06895
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 一橋大学 |
研究代表者 |
紺野 由希子 一橋大学, 大学院商学研究科, 特任助教 (50756749)
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研究期間 (年度) |
2015-08-28 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 上場廃止 / コーポレートガバナンス / 株主集中度 |
研究成果の概要 |
本研究では,上場廃止前の企業の財務状況,株主といったステークホルダーの状況を調べ,どのような企業が上場廃止を行っているのか明らかにした.分析の結果,株主集中度が上場廃止に有意に正の影響を与えていた. さらに,キャッシュフロー仮説,エージェンシー・コスト削減効果仮説,アンダーバリュー解消仮説,上場維持コスト削減仮説,富の移転効果仮説の5つの自発的上場廃止の仮説をもとに,自発的上場廃止の要因について,建設業と不動産業で比較を行った.建設業と不動産業ともに,富の移転効果仮説が支持された.建設業では,上場維持コスト削減仮説が維持された.不動産業では,アンダーバリュー解消仮説が支持された.
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