研究課題
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カビ由来 (TrCel6A)とバクテリア由来(CfCel6B)セルラーゼは共に触媒ドメインと吸着ドメインがリンカー領域で繋がった構造をしている。しかしそれぞれのドメインは異なった構造をしている。そこで2つの酵素及び各ドメインの結晶性セルロースに対する吸着速度定数(kon)、脱着速度定数(koff)及び運動速度(ktr)を一分子蛍光観察により比較した。TrCel6Aでは糖鎖修飾されたリンカー領域がkon、吸着ドメインが疎水性面への吸着特異性を生み出す為に重要であった。対してCfCel6Bでは吸着ドメインのみでkonと吸着特異性を生み出していた。
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (3件)
J. Biol. Chem.
巻: 291 号: 43 ページ: 22404-22413
10.1074/jbc.m116.752048