研究課題/領域番号 |
15H06902
|
研究種目 |
研究活動スタート支援
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
環境動態解析
|
研究機関 | 国立研究開発法人海洋研究開発機構 |
研究代表者 |
藤原 周 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 北極環境変動総合研究センター, 技術研究員 (00756489)
|
研究期間 (年度) |
2015-08-28 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 植物プランクトン / 衛星観測 / 北極海 / 環境変動 / 北極 / 動物プランクトン / 底生生物 / 衛星リモートセンシング / 植物プランクトン群集組成 / 基礎生産 / チャクチ海 |
研究成果の概要 |
本研究では近年北極海で観測されている海氷減少や気候変動が海洋生物へ及ぼす影響に注目し,生態系を底辺から支える植物プランクトンとそれをエネルギー源とする動物プランクトンや底生生物の動態について調査した.植物プランクトンは秋季の大気擾乱イベントに連鎖して生じる海洋内部の変化に鋭敏に応答して増殖し,動物プランクトンのエネルギー源となることが明らかとなった.一方で,ホットスポットと呼ばれる北極海の海洋生物が特に豊かな一部海域において,海氷が消失する期間の増加と共に増加する植物プランクトンが,海底へと沈降して底生生物の活動を支えることを明らかにした.
|