研究課題/領域番号 |
15J00318
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 一橋大学 |
研究代表者 |
笠根 唯 一橋大学, 大学院言語社会研究科, 特別研究員(DC2)
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研究期間 (年度) |
2015-04-24 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2016年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2015年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | メルヴィル / ナショナリズム / 環太平洋 / 漂流者 / ジョン万次郎 / 情動理論 / シアン・ンガイ / アメリカ文学 / イデオロギー批評 / 民主主義 / 日本 |
研究実績の概要 |
本年度は、本研究テーマに関わる国内での論文執筆、口頭発表、翻訳とその解説の執筆、国内外での調査、来年度開催される国際学会へ のプロポーザルの提出を行った。 論文については、現在メルヴィルの小説『イスラエル・ポッター』、『ビリー・バッド』についてのものを執筆中である。『イスラエル・ポッター』については、ナショナリズムとそれへの批判という観点から論じる予定である。『ビリー・バッド』については、作品中に言及のあるエドマンド・バークの思想との対比から論じる予定である。 口頭発表は、2016年10月に岡山のノートルダム清心女子大学で開催された第55回日本アメリカ文学会の全国大会において「漂流する島々-MelvilleのMoby-Dickにおける日本の表象とジョン万次郎」というタイトルで行った。これは、メルヴィルの『白鯨』における日本の表象を、19世紀の日本からの漂流者らとの関係において読み解こうとする試みである。 シアン・ンガイ氏の『醜い感情』の翻訳、その解説の執筆では、本研究の理論的骨子となるアメリカン・スタディーズにおける文学へのアプローチ法を、それらを行うことを通して学んだ。 国内外の調査では、19世紀の日本からの漂流者、およびアメリカ捕鯨の関係を調べるべく、高知県立坂本龍馬記念館、ハワイ大学、ハワイ日本文化センター、ジョセフ彦協会(ハワイ)、ボストン大学、ホイットフィールド=万次郎友好会(マサチューセッツ)、捕鯨博物館(マサチューセッツ)、ナンタケット歴史協会(マサチューセッツ)を訪問した。これらの調査で得た資料をまとめ、上述のアメリカ文学会全国大会で報告した。 2016年9月に2017年6月にロンドンで開催される第11回国際メルヴィル学会に参加するためのプロポーザルを提出し、2016年10月に受諾された。ここではメルヴィルの中編「エンカンタダス」を論じる予定である。
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現在までの達成度 (段落) |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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