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社会主義政策下における牧畜社会の変容-内蒙古・オラド後旗の事例を通して

研究課題

研究課題/領域番号 15J01512
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分国内
研究分野 文化人類学・民俗学
研究機関総合研究大学院大学

研究代表者

白 福英  総合研究大学院大学, 文化科学研究科, 特別研究員(DC2)

研究期間 (年度) 2015-04-24 – 2017-03-31
研究課題ステータス 完了 (2016年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2016年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2015年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード内モンゴル / モンゴル民族 / 漢民族 / 牧畜 / アイデンティティ― / エスニシティ / モンゴル牧畜民化 / アイデンティティ
研究実績の概要

今年度では、まず前年度の調査資料をまとめて「次世代育成セミナー」で発表を行った。そこで得られたコメントは博士論文の作成に大いに役立つものだった。
また本研究の研究目的を達成するために、蒙漢民族の通婚、年中行事軸を設けて現地調査を進めた。
民族的境界を越えた通婚の事例から現地の人々がカテゴリーをどのように認識し、カテゴリーの越境に伴う他者認識と自己認識のずれを日常生活の中でいかに調整しているかを描き出す。内モンゴルにおいて蒙漢民族の通婚は、普遍的な社会現象で調査地に限る特殊なケースではないが、牧畜を始めた漢民族の民族アイデンティティ―を考える上では重要な手がかりである。
調査地では、蒙漢民族の年中行事は大いに異なる。同じ日に行う行事もそれぞれ民族の特徴を持つ。年中行事の中で、漢民族の人が行う旧暦の7月15日、8月15日の行事に重心を置いて調査を行った。それは、「7月15日送面人、8月15日殺韃子」(7月15日に小麦粉で人を作って配り、8月15日にモンゴル人を殺す」という行事である。この行事を行うことから漢民族の人のアイデンティティーの複雑性をうかがえることができる。

現在までの達成度 (段落)

28年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

28年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(2件)
  • 2016 実績報告書
  • 2015 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2016 その他

すべて 学会発表 (1件) 備考 (1件)

  • [学会発表] 誰が牧畜民なのか?誰が牧畜民でないのか?―内モンゴル・オラド後旗の事例を中心に2016

    • 著者名/発表者名
      白福英
    • 学会等名
      次世代育成セミナー
    • 発表場所
      東京外国語大学AA研
    • 年月日
      2016-11-07
    • 関連する報告書
      2016 実績報告書
  • [備考] 国立民族学博物館 在学生の紹介

    • URL

      http://www.minpaku.ac.jp/research/education/university/student/list/bai/index

    • 関連する報告書
      2015 実績報告書

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公開日: 2015-11-26   更新日: 2024-03-26  

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